任意整理の手続きの流れについて

交渉が決裂してしまうからであります。

ですから必ず交渉力のあるしっかりとした専門家を選ぶことが重要です。

和解交渉などの話し合いというと弁護士、というイメージがあるのですが、最近は借金問題を専門としています司法書士に依頼する人も多いのです。

手続きの依頼をすると、司法書士などが債権者に受任通知を送付します。

この時点で債権者からの取立てや請求は停止しますので、安心して手続きに取り組むことができるでしょう。

そして債権者から債務者との取引履歴や請求の経緯等を書面で取り寄せ、それをもとにして払い過ぎのチェックをし、利息制限法に則った正しい返済額を算出します。

これが引き直し計算です。

その正しい返済額をもとにして和解案を債権者に提示し、和解交渉に入るのです。

交渉に関して全部プロが行してくれますので安心です。

和解が成立すれば和解書を作成し、新しく引き直した返済額を分割で返します。

返済の期間は3年であります。

借金そのものよりも、借金の利子で苦しんでいる人はたくさんいます。

そうした人は早めに任意整理の手続きを開始し、正しい返済生活が送れますよう第一歩を踏み出しましょう。