債務整理をした後はどうなる？

◎債務整理後について任意整理、個人再生、特定調停、自己破産のどれか債務整理した後に共通するのは信用情報機関に登録されるのです。

このことで、5年～7年間は銀行からのローンが出来なくなり、クレジットカードを作る事や利用ができません。

というのは信用情報機関（ブラックリスト）に登録している金融業者が、その人が債務整理をしたことを知ることが可能です。

ふたたび借り入れを申し込んだとしても、審査の材料として判断されます。

自己破産や、任意整理、特定調停、個人再生などの債務整理を行った事実がわかると金融業者は貸付けをしません。

信用情報機関により判断されるため、信用度は落ちてしまいますし、借入は容易ではなくなるという現実があります。

でも信用情報には登録期間があります。

情報機関により若干の違いがありますが、自己破産を例えますと５～１０年程で情報がなくなります。

登録情報が消えた後は新たな借入が可能ですが、一度自己破産をしました金融業者で借入は無理だと考えておきましょう。

◎任意整理のあと　メリット・デメリット○ 借金の残高を算出して、過払い金を取り戻すことができます。

× 5～7年間はローンとクレジットカードが作れません。

（期間が過ぎれば利用可能）◎特定調停のあと　メリット・デメリットに関して○ 官報に名前が記載されない。

× 調停の成立後支払いが遅れた場合、即差し押さえられてしまいます。

× 5～7年の間はローンとクレジットカードが作れなくなります。

（期間が過ぎると利用可能）◎個人再生のあと　メリット・デメリットについて○ 自己破産のように住宅ローンがあってもマイホームを手放す必要はありません。

○ 減額された借金については、無利息で３年以内（事情により５年まで延長可能）で返済となります（分割も可能です）× 5～7年の間はローンとクレジットカードが作れなくなります。

（期間が過ぎるとまた利用可能）◎自己破産のあと　メリット・デメリット○ 自己破産で人生を再スタートが可能です。

× 一定の期間特定の職業に就けません。

× 官報に名前が掲載されてしまいます。

× 5～7年の間はローンとクレジットカードが作れなくなります。

（期間が過ぎればまた利用可能）債務整理後の成功報酬等、債権者１社の報酬は、弁護士や司法事務所のどちらかに依頼するかで変わってきます。

総合的に費用が安いのは司法書士です。

メールで２４時間相談を受け付けている事務所もありますので、ホームページ等で確認して問い合わせてみるといいでしょう。